こんにちは、ITTO個別指導学院三木緑が丘校です!
期末考査間近ということも有り、今回、数学を題材に
2つのステップで得点力を上げる秘訣をお伝えいたします!
数学の苦手をなくしていくためには!?!?
結論から先に申し上げますと
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■数学特有の書き方を知る。
■面倒くさがって途中を省略しないこと。
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の2点になります。
ところで、『数学』って、どのような学問だと思いますか?
・・・・・・皆様からの回答で最も多いのが『計算』ですが、
残念ながら『計』という文字も『算』という文字も『数学』という言葉の中に入っていません。
『算数』・・・・・・『数』(小学校では絶対値のみ)を整理整頓する方法を学ぶ。
『数学』・・・・・・『数』を用いて、物事を説明する学問。(説明しながら整理していく)
このように、目的方向が少し違います。
頭の柔らかい小学生の内に『整理整頓』する方法を学び、その上で『何で?』という理由や、『より高度な使い方』を、
高校や大学で『数学』として学んでいき、中学校の『数学』は『基本的な記述ルール』を学んでいく場となります。
■数学特有の書き方(高校数学)
「数値」0~9
「ベクトル」+(プラス),-(マイナス)
「演算子」+,-,×,÷,=,()など
「変数」数値の代わりにとりあえず・・・x,yを使用する場合が多い
「定数」変数以外の文字列
<例題・・・小学校でよくもめる問題です>
4枚のお皿があり、それぞれにりんごが2個ずつ乗っていました。りんごは全部でいくつになりますか。
<小学校の先生がこれ以外受け入れない、という算数の計算式>
2×4=8 答え:8個
4×2だと、皿の数を求める式として誤答とされます。
<「数学」の記述式・・・説明を一切省略しない場合>
4皿×りんご2個/1皿= りんご8個
(皿、りんご、個、は定数)
※記述式の場合、4が先か、2が先かという不毛な論争は起きることがありません。
2つの式を見ておわかりいただけましたでしょうか、極限まで説明を省略して数値のみの計算式を作るのが「算数」、
説明付きの記述式を作るのが「数学」になります。
■「面倒くさがって途中を省略しない」
最低限のルールさえ覚えてしまえば、「数式」を頭の中で組み立てる必要がありません。
紙の上に書き出していけば、いつの間にか「記述式」が完成します。
書き方に慣れてきたら徐々に「省略」していくことになりますが、処理に自信がないうちから「省略」してしまうと、
自分が何をしているのかが分からなくなるためおすすめできません。
自身の中で「100回やったら99回は間違えない」自信がついたら不要だと思われる定数を省略していきましょう。
省略なしの記述式を利用していくと、「割合」「速度」「濃度」なども「説明」出来るようになっていきます。